北九州の民話  
[神さまの恋] [與次兵衛の瀬] [足立の長者] [愛宕山の鷹狩り ]
[貫の夜這い龍] [みる鼻・きく鼻] [愛馬の仇討] [そば食上人様] [堀川かっぱ]
[華姫・六郎太物語 ] [天邪鬼といばら] [おトラばあさま] [馬ん尻を覗く話] [亀の甲岩]
 

 
馬ん尻を覗く話
切絵:芹田騎郎

馬ん尻を覗く話

 
   島郷の竹並村に一度も狐に化かされたことのないことが自慢の男がいた。ある夏の日、その男の目の前で一匹の女狐が美しい娘に化け、道端に落ちていた馬の糞を拾った。その狐が誰かを騙すのだろうと思い、男がついていくと、一件の家に入っていった。男はすき間を見つけ覗こうとしていたら、「馬鹿野郎、馬から蹴られたらどうするか」という声がして我に帰った。男は馬の尻を覗いていたのだった。  


北九州市観光課