北九州の民話  
[神さまの恋] [與次兵衛の瀬] [足立の長者] [愛宕山の鷹狩り ]
[貫の夜這い龍] [みる鼻・きく鼻] [愛馬の仇討] [そば食上人様] [堀川かっぱ]
[華姫・六郎太物語 ] [天邪鬼といばら] [おトラばあさま] [馬ん尻を覗く話] [亀の甲岩]
 

 
そば食上人様
切絵:芹田騎郎

そば食上人様
(八幡東区皿倉山にまつわる話)

 
   昔、皿倉山の麓にそばの好きなお坊さんがいました。
 ある日、檀家の法事でそばを腹いっぱいに食べたお坊さんが、腹を手でさすりながら歩いていると、カエルを飲み込み大きなおなかをしたヘビが草を舐めており、やがて、蛇の腹はみるみる小さくなりました。
 お坊さんは自分もおなかを減らしたいと思い、その草を舐め始めました。
 あとで、村人がそこを通りかかると、坊さんの衣だけが残っていました。今も皿倉山の麓のどこかに「そば塚」があると言われています。
 


北九州市観光課