豊前地方に分布する太鼓踊(この地方では楽とか楽打と呼ぶ)の一つ。成立時期は定かではないが、昔牛馬に悪疫が流行したおり、これを鎮めるために村の天神様(明治初年□原八幡神社境内に遷座)に平癒祈願の楽を奉納したのが始まりと伝えられている。天保5年(1834)、嘉永5年(1852)の雨乞祈祷で踊ったことが記録に見られる。楽の構成は、言上1、うちわ2(杖を兼ねる)、笛3~5、鉦3~5、太鼓12(うち頭楽2)の半楽形式で、扮装や芸態は沼楽とほぼ同一である。昭和30年(1955)に一時中絶、同51年に復活してから現在に至っている。 |